こんにちは。
男性、FTMの乳頭縮小術において、希望される乳頭の大きさは、「標準的」「できるだけ小さくしたいが乳頭は残したい」「ほとんどフラットもしくは無くてもよい」がほとんどです。
標準的な大きさを希望される方が最も多いのですが、ほとんどフラットもしくは無くてもよいという方も意外と多いです。
男性の乳頭の存在意義とは?
授乳することはありませんので、男性の乳頭の機能的な意味はありません。
要は見た目の問題です。
男性の乳頭をマジマジと見る機会はあまりないと考えられますが、生まれつきほとんど乳頭が無い方も時々いらっしゃいます。
しかし、もともとあったものが無くなるというのは心理的に大きな抵抗が伴うことがありますので、「できるだけ小さく」と「無くても良い」で迷われる方もいらっしゃいます
そこで今回は「ほとんどフラット」を希望された乳頭縮小術の経過について検討します。
まずは術前です。

術前
男性の乳頭としてはいくらか肥大しています。
次に、術後です。

術後
ほとんどフラットな仕上がりを希望されました。
少し離れると乳頭は無いように見えますが、違和感は感じないと思いませんか?
標準的な大きさに乳頭を小さくすることがスタンダードな治療ですが、ピタッとしたシャツでも乳頭が浮き上がらない状態を理想とするならば乳頭がない状態も選択肢の一つとして考えて差し支えないのではないと思います。